レイ

  1. -匠葵-
  2. 作詞:茉桜
  3. 作曲:茉桜
  1. chorus:茉桜
  2. guitar:よっち

初めて息を吸ったあの日から
幾つか歳を重ねて、数えて
きった小指の約束を
幾つ叶えられたかな

変わってしまったなんて独り
他人の草鞋を蔑んだ
でも、きっと結んだ小指大きくなるたび
僕も変わっていたんだ

仰いだ空が手の中になくとも
きっと僕の中にちゃんと捕まえたよ
目を閉じたら瞼の裏にまだ見えるから
手のひらに収めることだけが
きっと全てじゃ無いよ

だから僕はきっと
まだ大丈夫
此処に残す足跡を誇れるよ

初めて歌を歌った時から
幾つか歌を覚えて、歌った
誰かの内に残せる歌を
幾つ歌うことができたかな

弾く鍵盤 響くギター
鳴らすベース 弾むスネア
素敵な歌が響き渡っても
音楽じゃ世界は変わらないよ

歌った歌が僕の中にあっても
きっと心の内、誰も覗けないよ
瞳覗いても瞼の裏にまだ隠れてる本当が
言葉にするだけの難しさが
きっと雑踏の中まだ漂ってる

夢のような歌を探さなくとも
世界を変える様な歌がなくても

通学路 今日の僕を決めた
裏路地の静けさと
日の当たる大通り
慎重すぎる日々を
刹那に閉じ込めた自由な歌を
僕も流れるまま自由に歌いたい

仰いだ空が手の中になくとも
きっと僕の中にちゃんと捕まえたよ
目を閉じたら瞼の裏にまだ見えるから
手のひらに収めることだけが
きっと全てじゃ無いよ

だから僕はきっと
まだ大丈夫
此処に残す足跡を誇れるよ
新しい足跡を此処に残そう

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