通り過ぎてく風が
不意に肌寒く感じて
影と闇で交わる街に一人佇んでる

ざわつく風 消えた声 群青色の空
震えながら差し伸べる孤独な夜

欠けた月が 彷徨う手が
あなたを想うの
消えてしまわないように

一筋の光射す
その先にあなたがいる
もしも空から星が消えたとしても
もう迷わない あなたがいるから

街の向こう
暮れてく陽と灯る街路樹に
震えながら秋を告げる ひぐらしの音

うつむく花 枯れゆく葉は
誰を想い 何を願うのでしょう

一粒の雫伝う
その先に強さがある
もしもここから僕が消えたとしても
きっと大丈夫 一人じゃないから

瞬くように
散りばめられた星屑のような記憶は
孤独を包み込んでゆく

一筋の光射す
その先にあなたがいる
もしも世界が敵になったとしても
もう怖くない あなたがいるから
きっと大丈夫 一人じゃないから