鉄橋

  1. -はるか-
  2. 作詞/作曲:はるか

空 近づく夜に
空 近づく夜に

思い出したのは
あの日見つけた
色のないまま降り立った
幸か不幸か

期待ってやつは 困らせてくる
信じていたはずなのに
高いとこから落とされる

行き場分からぬまま
ゆっくり ゆっくり
助走つけながら
駆け上がって

空 近づく夜に
街の灯りは 星をかき消した
目的地:不明 視界:良好

考えすぎて
ふさいでく自分に
嫌気がさしてきた頃
あてもなく外へ

川にかかる橋を 車通り過ぎる
行き先が逆だとしても
走った分進んできた

行き場分からぬまま
時は 過ぎた
思いついたように 駆け上がるよ

空 近づく夜に
車の音は 声をかき消した
こんなものかって 思い知った

何も知らないことは
知ってたつもり
間違えないようにと
逃げたこともあったな

このひととき 非日常を感じて
風が吹いた雲が晴れ

さえぎるものない夜空 見たくて
鉄橋の上まで 駆け上がって

空 近づく夜に
街の灯りは 星をかき消した
目的地:不明 視界:良好

踏みだす合図は
なくてもいいさ
いいよ
きかせてほしいな
書きかけの物語

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