No.9

  1. -ENISHI&Shu-
  2. 作詞/作詞:ENISHI
  1. vocal:ENISHI
  2. guitar:Shu

傾いた椅子 握り締めたピース
壁に投げては外を見る

寄り添う不穏 並べる和音
棚の上で眠る猫

いつの間にか 想いを馳せていた事に
気付かされた
だけど僕には 資格がないと思えた

些細な懸念 想像の連鎖
そして同じ場面戻るよ
幼稚な世界に安らぎは 皆無
未だ見つから無いんだNo.9

行き交う人 歩道の隅で 鳴いている
小さな声で 僕によく似た 猫を拾った
そして 君と出会った

君の前じゃ言葉は無力で
託すには余りにも脆くて
それでも僕は懲りもせずに
好きと言ってしまうんだよ

胸の奥から体に染み渡ってく
優しさと静かなる情熱が
踏み出せずにいた
僕試してる

心は浮遊 求める理由
上り下りを繰り返す
うちに秘めたプライド
夜中寝れぬくらい
凶暴な爪で掻き立てんだ

捨ててきたよ 帰る場所も
逃げ道も何もかもを
此処から行こう
孤独から始めようか
僕を呼ぶ声

長い間一人で過ごしてた
プライドが邪魔をして拒んでた
だけど今恋をしてるんだ 切ない程に

夢に 見た二人は
これからの僕らを予知して
映し出していたのかな
それなら僕は空へ向け祈る

目を覚ますと 砂漠にいた
渇きもろくに癒せずに
ただ探してた 奇跡の作り方
そしてそれはついに生まれた

見つめ合った二人は目を閉じて
初めての口付けを交わした
一秒が永遠と変わる歪みの中で
言葉なんてもう頼らなくていいよね
これからは何も求めたりしない
君がいてそれが全てになる

夢の中 時 場所でさえも
超えて行くから

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